パリ五輪の服装選定、透明化検討=東京大会の汚職事件踏まえ―JOC
時事通信社 2022年11月11日 20:47:07
日本オリンピック委員会(JOC)は11日に東京都内で開いた理事会で、2024年パリ五輪の日本選手団が開会式などで着用する公式服装を選定する委員会の設置を承認した。委員長は星野一朗専務理事で、委員は選手出身者が中心。東京大会では公式服装を担当した紳士服大手AOKIホールディングスの前会長が贈賄容疑で逮捕される汚職事件が起きたことを踏まえ、決定過程の透明化も検討する。 理事会後に取材に応じたJOCの籾井圭子常務理事は、パリ大会の公式服装にAOKIの応募を受け付ける可能性について問われ、「公正性、透明性をどう確保していくかという中で議論されると思う」と述べた。JOCは、東京大会公式服装は公正に選定したとしている。 籾井氏はまた、汚職事件の原因の検証を求める声があることについて「JOCと(東京大会)組織委員会は全くの別組織。組織委の書類に自動的にアクセスできるわけではない」として、検証は不可能との認識を示した。(了)【時事通信社】
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