楽天は9日、ドラフト1位指名した立大の荘司康誠投手と東京都内のホテルで交渉し、契約金1億円、年俸1600万円で入団に合意した。即戦力と期待される荘司は、「いち早くチームの勝利に貢献できる選手になりたい」と抱負を述べた。 新潟明訓高時代は無名だったが、立大で成長した右腕。「土台が少しずつ、自分の軸ができた」と4年間を振り返った。チームには田中将や岸ら経験豊富な投手がいる。「長くプロの世界でやることには理由があると思う。生きた経験を聞いて、学びたい」と話し、将来的な目標に沢村賞を掲げた。(金額は推定)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕楽天と仮契約し、ユニホームを着てポーズを取る荘司康誠(左)と沖原佳典スカウト=9日、東京都内(代表撮影)