サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表の森保一監督が7日、現地に向け出発した。出国前に成田空港で取材に応じ、「これまで積み重ねてきた最善の準備を残された時間の中でもやっていく」と心境を語った。 1日のW杯メンバー発表後にけが人が相次ぎ、アキレスけんを負傷したDF中山(ハダースフィールド)は欠場が決まった。追加招集について監督は「今議論を重ねている。DFの選手に限らず、選出しようと考えている」と述べた。右脚を痛めた冨安(アーセナル)についてはメンバーから外さないことを明言。「リハビリがうまくいくことを願っている」と話した。 国内組の選手は9日に出発し、中旬には欧州組が現地で合流する。17日にドバイでカナダ代表と強化試合を行い、23日にドイツとの1次リーグE組初戦を迎える。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕カタールへ出発前、成田空港で取材に応じる日本代表の森保一監督=7日午後、千葉県成田市