五十嵐「まだうまくなれる」＝タヒチの波、攻略に自信―サーフィン

　サーフィン男子の東京五輪銀メダリスト、五十嵐カノア（木下グループ）が２７日、東京都内で記者会見して今季を振り返り、「いい年だった。まだまだうまくなれる部分がたくさんある」と充実の表情を見せた。 　世界選手権に相当する９月のワールドゲームズで初優勝。世界最高峰チャンピオンシップ・ツアーで年間総合５位となった。それでも現状に満足せず、「（選手としての）ピークまで５年くらいある。たくさん練習して次の目標に集中するのが大切」と先を見据えた。 　開催まで２年を切ったパリ五輪での金メダルを目標に掲げる。会場は南太平洋の仏領ポリネシアのタヒチ。波が強くて高く、攻略は簡単ではないが「練習し、努力した。最近はやっと（タヒチの）波に慣れてきた」と自信をのぞかせた。　（了）【時事通信社】