ともにくじ運を心配された巨人と阪神が、高松商高・浅野の交渉権を懸けた対決は、巨人の原監督が制した。当たりを確認すると、右手を突き上げて大喜び。球団の連敗を11で止め、「興奮している。意中の選手を獲得できた」と笑った。 自身もこれまで1勝11敗。靴を新調し、会場への道順も変えるなど験を担いだ。阪神の岡田監督は、2010年にオリックス監督として1位抽選で3連敗。初めて右手で引いたかいもなく、「しょうがない」とこぼした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕高松商・浅野翔吾外野手の交渉権を獲得し、ガッツポーズする巨人の原監督(左)。右は阪神の岡田監督=20日、東京都内(代表撮影)