プロ野球のドラフト(新人選択)会議が20日、東京都内のホテルで行われ、高校通算68本塁打を放った強打者の浅野翔吾外野手(高松商高)には1位指名を公表していた巨人の他、阪神も入札し、抽選の末に巨人が交渉権を獲得した。 荘司康誠投手(立大)は、公表していた楽天に加えてロッテが指名し、交渉権は楽天が得た。 投打の二刀流で活躍する矢沢宏太選手(日体大)は日本ハムが単独指名した。 今年は19日までに9球団がそれぞれ異なる選手を1位指名すると公表。各球団とも補強ポイントに沿って単独指名を狙う情勢となっていた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕巨人が交渉権を獲得し、笑顔を見せる高松商高の浅野翔吾外野手=20日、高松市