【タシケント時事】柔道の世界選手権第3日は8日、タシケントで男女各1階級が行われ、男子73キロ級の橋本壮市(パーク24)、女子57キロ級の舟久保遥香(三井住友海上)はともに準優勝だった。 橋本は前回覇者で東京五輪銀メダルのラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)を準々決勝で破るなどして勝ち上がったが、決勝で同五輪銅のツェンドチル・ツォグトバータル(モンゴル)に延長戦で技ありを奪われた。 舟久保は決勝で、2016年リオデジャネイロ五輪金メダルのラファエラ・シルバ(ブラジル)に技ありで敗れた。 ◇橋本壮市の略歴 橋本 壮市(はしもと・そういち)男子73キロ級。パーク24。東海大出。世界選手権は17年に優勝し、18年は2位、21年3位。ワールドマスターズ優勝3度。全日本選抜体重別は22年に4度目の制覇。得意技は背負い投げ。170センチ。31歳。静岡県出身。 ◇舟久保遥香の略歴 舟久保 遥香(ふなくぼ・はるか)女子57キロ級。三井住友海上。山梨・富士学苑高出。世界ジュニア選手権3度優勝。グランドスラム・パリ大会、全日本選抜体重別を21、22年に制覇。得意は大外刈り、寝技。162センチ。23歳。山梨県出身。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子73キロ級決勝でモンゴル選手と対戦する橋本壮市(左)=8日、タシケント 〔写真説明〕女子57キロ級決勝でブラジルのシルバ(左)と対戦した舟久保遥香=8日、タシケント