第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は8日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎなどで行われ、陸上の成年女子やり投げは世界選手権銅メダルで日本記録保持者の北口榛花(北海道・JAL)が今季自己最高の65メートル68で優勝した。 成年の男子100メートル決勝は柳田大輝(群馬・東洋大)が10秒30(追い風0.2メートル)で制した。坂井隆一郎(大阪・大阪ガス)は2位。女子は日本歴代2位の自己記録を持つ児玉芽生(大分・ミズノ)が11秒47(追い風0.3メートル)で勝った。 重量挙げの成年男子109キロ超級は村上英士朗(富山・いちご)がジャークで日本新記録の235キロを挙げ、トータル423キロで制した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕陸上成年女子やり投げ決勝、北口榛花の2回目の投てき=8日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ 〔写真説明〕陸上成年男子100メートル決勝で優勝した柳田大輝(右)=8日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ