【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は30日、ウクライナ侵攻の影響で国際大会から除外するよう国際競技団体(IF)などに勧告しているロシア勢について、一部選手の大会への復帰を検討していることをイタリア紙に明らかにした。ロイター通信が伝えた。  バッハ会長は「必ずしもロシアを戻すということではない。ロシアのパスポートを持ち、戦争を支持しないアスリートを競技に復帰させることだ」との見解を示し、「いつ、どのような形で全員を復帰させることができるのか、見守り、監視する必要がある」と語った。  一方で、現時点で除外勧告に変更はなく、「IFが従っていることにとても感謝している」と述べた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシアの大会復帰検討=バッハ会長「戦争支持しない選手」―IOC