ヤクルトの内川聖一内野手(40)と嶋基宏捕手(37)が今季限りで引退することが28日、分かった。 通算2185安打の内川は大分工高からドラフト1位で2001年に横浜(現DeNA)入団。08年には右打者最高打率の3割7分8厘で初の首位打者に輝いた。ソフトバンクに移籍した11年には史上2人目のセ・パ両リーグでの首位打者となった。18年に通算2000安打を達成。21年からヤクルトでプレーし、今季は出場6試合にとどまっていた。 嶋は愛知・中京大中京高、国学院大を経て、07年に大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天入り。13年には正捕手として球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した。労組選手会の会長も務めた。20年にヤクルトに移籍し、今季から選手兼コーチ補佐となっていた。(記録は27日現在)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕内川聖一選手 〔写真説明〕嶋基宏選手