日本陸連は27日の理事会で、2023年8月の世界選手権(ブダペスト)のトラック・フィールド種目の代表選考要項を承認した。今年の大会の入賞者(8位以内)が年明け以降に参加標準記録を突破するか、世界ランキングで出場資格を得れば代表に決まる。  女子やり投げ銅メダルの北口榛花(JAL)、男子100メートル7位のサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)、同走り高跳び8位の真野友博(九電工)が対象。3選手は選考競技会となる6月1~4日の日本選手権(大阪)の前に、代表に決まる可能性がある。山崎一彦強化委員長は「世界に羽ばたいている選手には早めに準備してもらいたい」と説明した。  24年パリ五輪男女20キロ競歩の代表決定条件も定めた。23年世界選手権の日本人最上位メダリストが、24年1月1日~5月30日に参加標準記録を満たした場合は代表となる。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 世界選手権入賞者を優遇=23年大会の代表選考で―陸上