照ノ富士に療養求める＝委員長「復活を期待」―大相撲横審

　大相撲の横綱審議委員会は２６日、東京・両国国技館で秋場所後の定例会合を開き、両膝のけがで途中休場した照ノ富士について高村正彦委員長は、療養に努めるよう求める考えを明らかにした。 　高村氏は、照ノ富士が手術を受ける可能性があることを八角理事長（元横綱北勝海）から伝えられたとして、「次の場所を休場したら横審で何か意見を言うということは、全く出ていない」と説明。その上で、復活を「祈るような気持ちで期待している」と述べた。　 　１１勝を挙げた関脇若隆景に関しては「あの足腰を見ると、初代若乃花をほうふつとさせる」と評価し、「序盤戦にも強くなれば、将来、横綱を目指せる」と感想を述べた。（了）【時事通信社】