巨人の新人クローザー、大勢がプロ初のイニングまたぎで力尽きた。延長十回は6球で終えたが、十一回に手痛い被弾。2度目の救援失敗となったが、原監督は「あそこは最善の策として」と意図を説明した。 打線は八回と延長十回の満塁を逃すなど13残塁。指揮官は「もう一本が出ないと、こういう展開になる。安打を打つ、打たないではなく、ストライクを打てるよう、これを教訓にしないと」と嘆いた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕延長11回、DeNAの佐野(奥)に勝ち越しのソロ本塁打を浴びた巨人の大勢=6日、東京ドーム