ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は2日、中日19回戦(神宮)の三回に大野雄大から、今季50号本塁打を放った。シーズン50本塁打は、日本選手では2002年の松井秀喜(巨人)以来で20年ぶり。 村上は昨年、39本で本塁打王のタイトルを獲得。今年はリーグトップを独走し、8月11日に史上最年少の22歳で40号に到達した。 シーズン最多本塁打は13年にウラディミール・バレンティン(ヤクルト)が記録した60本。2位は王貞治(巨人)らの55本。 ◇村上宗隆の略歴 村上 宗隆(むらかみ・むねたか)熊本・九州学院高からドラフト1位で18年にヤクルト入団。同年に初打席で本塁打を放った。2年目の19年は36本をマークし、新人王に輝いた。21年には39本で本塁打王のタイトルを獲得し、セ・リーグ優勝と日本シリーズ制覇に貢献。同年リーグ史上最年少の21歳で最優秀選手に選ばれた。今季はプロ野球新記録の5打席連続本塁打を達成。21年東京五輪代表。188センチ、97キロ。右投げ左打ち。22歳。熊本県出身。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕3回、50号の先制3ランを放つヤクルトの村上=2日、神宮