北京五輪のスノーボード男子ハーフパイプ金メダルの平野歩夢が2日、同じTOKIOインカラミ所属となった弟の海祝と東京都内で記者会見し、連覇が懸かる2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けて「もちろん次も狙っている」と意欲を示した。 北京後も練習を重ねているという平野歩だが、今季の大会出場は未定で「練習があってこその大会。その状況次第だと思う」。大目標を達成するため、足りない部分の強化に時間を割く構えだ。「細かいことの積み重ねが、さらなる自信になればいい」と先を見据えた。 弟の海祝も同じ目標を掲げ、「兄ちゃんが取った金メダルを次のオリンピックで目指したい。コツコツと頑張りたい」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕撮影に応じる平野歩夢(左)と弟の海祝=2日、東京都中央区