巨人は投打がかみ合わず、エース菅野で試合を落として借金が今季最多の8に膨らんだ。菅野は150キロを超える直球に力があり、7回まで粘った。反省したのは三回の失点。先頭の投手小沢を2球で追い込みながら安打を許し、山田の先制2ランにつながった。「修正して次につなげたい」と話した。 救援陣も必死につないだものの、打線が6安打2得点。延長戦で力尽きた。残り22試合に向け、原監督は「みんなで受け止めて、はね返していくようにしないといけない」と気持ちを奮い立たせた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕延長11回、ヤクルトに勝ち越しを許し、投手交代のためマウンドに集まる巨人ナイン=30日、京セラドーム