Jリーグ元専務理事で、日本サッカーのプロ化に尽力した森健児(もり・けんじ)さんが24日、死去した。85歳だった。広島県福山市出身。 慶大から1960年に三菱重工(現浦和)入り。コーチ時代に日本リーグ(JSL)、天皇杯全日本選手権の初優勝を支えた。 85年、JSLの総務主事に就任。リーグのプロ化を推し進め、91年のJリーグ設立時に専務理事となった。日本サッカー協会専務理事などを務めた。 68年メキシコ五輪で銅メダルを獲得し、後に日本代表監督を務めた故森孝慈さんは実弟。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕森健児さん