持ち味存分の投球だった。オリックスの宮城が8回を無失点に抑えて8勝目。「先頭打者を出さない意識で、何回も続けられてよかった」。8回1失点だった前回登板に続いて、快投を見せた。 直球で内角を突くから、緩い変化球も効果的。モーションにためをつくるなど工夫も凝らした。八回1死満塁では源田を遊ゴロ併殺に仕留め、「とにかくがむしゃらだった。良い形でアウトを二つ取れた」。ピンチを脱し、静かに拳を握った。 前回は中嶋監督に「ゼロだったら九回もいかせた」と言われて交代を告げられた。この日は八回までゼロを並べ、九回のマウンドに向かうそぶりを見せたが、またもお役御免。監督は七回に脚がつったことを考慮したと説明し、「自分の球をしっかり制球できるようになってきた。よかった」とねぎらった。 昨季は6戦6勝と得意にしていた西武に今季4試合目で初白星。「一戦一戦、一生懸命やる。またどこかで九回にいかせてもらいたい」。プロ初完封も、遠くはないはずだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕西武に勝利し、8勝目を挙げたオリックスの宮城=20日、ベルーナドーム