【サンパウロ時事】サッカーのブラジル連盟とアルゼンチン協会は16日、アルゼンチン代表の新型コロナウイルス対策違反により打ち切られた昨年9月のワールドカップ(W杯)カタール大会南米予選について、再戦中止を発表した。国際連盟(FIFA)を含む当事者がスポーツ仲裁裁判所(CAS)で合意した。  FIFAが2月に再戦を決めたが、ブラジル連盟とアルゼンチン協会は中止を求めてCASに異議を申し立てていた。同連盟と同協会には罰金が科された。南米予選でブラジルは14勝3分けの1位、アルゼンチンは11勝6分けの2位で、ともに11月のW杯本大会出場を決めている。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ブラジル―アルゼンチン、再戦中止=サッカーW杯南米予選