ソフトバンクの東浜が組み立てを工夫して好投した。2日連続で強風の中での試合。前日の石川を手本にして変化球を有効に使おうと試みたが制球が定まらず、「思い切って真っすぐで勝負していって、空振り、ファウルを奪えるなと(感じて)シフトチェンジした」。三回途中から直球主体で投げ、7回1失点に抑えた。 白星から遠ざかった2カ月間、今まで投げていなかった球種を使うなど試行錯誤してきた。「試したものはマウンドでこれから生きてくる。次も勢いをつけられる投球ができたら」。苦しんだ期間を糧にするつもりだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投するソフトバンク先発の東浜=10日、ゾゾマリン