ボルシアMGの板倉がリーグ開幕節でフル出場した。センターバックとして後方から指示を送り、守備をけん引。しかし、前半に相手が退場者を出した直後、チームは逆にリズムを失い先制点を許した。それでも焦ることなく守備。前半終了間際にはCKを高い打点のヘディングで折り返し、同点弾をアシストした。「あそこに落とすイメージだった。もう少し手前だったら、自分でいってたと思う」と笑顔。 後半も相手の攻撃をブロックするなど、ドイツ1部デビュー戦とは思えない存在感を発揮。「上位を狙えるチーム。個人としてはたくさんの試合に絡み、なおかつ結果を出していきたい」と声を弾ませ、手応えを感じた様子だった。 (メンヘングラッドバッハ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ホッフェンハイム戦でプレーするボルシアMGの板倉滉(右端)ら=6日、ドイツ・メンヘングラッドバッハ(dpa時事)