今秋のドラフト候補で、投打の「二刀流」で鳴らす日体大の矢沢が、プロ相手に持ち味をアピール。「すごく楽しく野球をすることができた」と満足そうに振り返った。 まずは投手として七回に登板。1回1失点だったが、150キロを超える直球でぐいぐい押し、スライダーもさえて2三振を奪った。八回は変化球をうまくさばいて右翼線への2点適時打。その裏は左翼守備に就いた。 今後に向けて「投手、野手、どちらもまた矢沢を見に来たいと思ってもらえるような、魅力のある選手になっていきたい」と目標を語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投する大学・社会人選抜の矢沢=1日、神宮球場 〔写真説明〕8回、2点適時打を放つ大学・社会人選抜の矢沢=1日、神宮球場