苦境のヤクルトを救ったのは、やはり主砲だった。村上が3打席連続本塁打で逆転勝利に導き、「あんまり実感が湧かないが、きょうの試合を取れたことがすごくよかった」と一息ついた。  まずは2点を追う七回。外角の変化球を捉えて左翼席へのソロ。九回1死からは右越えへ同点ソロをたたき込むと、さらに延長十一回には勝ち越し37号2ラン。まさに独壇場だった。  コロナ陽性となった主力は、ほぼ全員が復帰したものの、試合勘は簡単には戻らない。塩見や山田らが不振にあえぐ中、感染していない村上は活躍を続けている。  7月は7勝13敗と負け越したが、粘って阪神3連戦3連敗を免れたことは前向きな材料と言える。仕切り直しの8月をにらみ、村上は「責任を背負っている。そういう打順ということは自覚している。これからまだまだ厳しい戦いが続く」。喜びはそこそこに、ぐっと気を引き締めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕延長11回、勝ち越しの2点本塁打を放つヤクルトの村上=31日、甲子園 〔写真説明〕阪神に勝ち、喜ぶ村上(左端)らヤクルトナイン=31日、甲子園 〔写真説明〕9回、同点のソロ本塁打を放つヤクルトの村上=31日、甲子園
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 苦境救った村上=独壇場の3連発―プロ野球・ヤクルト 」