日本は若手主体の中国を相手に、序盤から積極的に攻撃を仕掛けた。だが、ゴールが遠い。シュート数で20対4と圧倒しながら、最後までネットを揺らすことはできなかった。
 前半は宮市の右サイド突破から再三の好機。脇坂のミドルに森島のヘッド、橋本の飛び出しでも迫った。後半の立ち上がりにも細谷が逸機。「チャンスがなかったわけではない。決め切るところが足りなかった」。脇坂の言葉通り最後の精度を欠いた。
 優勝するには、韓国に勝つしかなくなった。「切り替えて、全力で戦って優勝する」と脇坂。2大会連続で敗れている宿敵に、雪辱を期す舞台になる。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕前半、シュートを放つ脇坂(左)=24日、豊田スタジアム
〔写真説明〕前半、ヘディングシュートを放つ森島(左から2人目)=24日、豊田スタジアム
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 日本、シュート20本実らず=東アジアE―1サッカー