混乱の中、何とか完走=休場者続出もファンは離れず―大相撲名古屋場所
時事通信社 2022年07月24日 21:50:11
新型コロナウイルス感染拡大により、休場者が相次いだ大相撲名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)は24日、平幕逸ノ城の初優勝で幕を閉じた。混乱の中、何とか乗り切った15日間だった。
恒例の協会あいさつで八角理事長(元横綱北勝海)は「多数の休場者が出た厳しい本場所。みなさまに支えられ、千秋楽を迎えることができました。感謝申し上げます」と述べた。その後、弟子の北勝富士の感染が判明し、理事長は表彰式を欠席。最後まで慌ただしかった。
コロナ下では初めて観客数の上限を設けずに開催された今場所。大関御嶽海が7日目の16日から休場したのを皮切りにコロナ関連の休場者が続出した。13日目の22日には幕内取組で不戦が5番続き、謝罪のアナウンスが流れる場面も。取組が減ったため、開始時間を予定より遅らせて対応した。
場所前に感染が判明した田子ノ浦部屋を含め、休場は全43部屋のうち13部屋に上った。結局、幕内力士15人が休んだものの、チケットを扱う相撲茶屋の関係者によると、キャンセルはほとんどなかった。福岡県から来た50代男性は「どうなるかと思ったが、行われてよかった」と笑顔で話した。
定員いっぱいの7696人が入った千秋楽。相撲協会は適当ではないと判断し、「満員御礼」の垂れ幕を出さなかった。異例の事態となった今場所。「開始が遅くなっても、お客さんが来てくれたことが一番ありがたかった。力士たちも頑張ってくれた」とは、名古屋場所担当のある親方。ようやく安堵(あんど)の表情が浮かんだ。 (了)
【時事通信社】
〔写真説明〕初優勝を果たし、インタビューに答える逸ノ城=24日、愛知・ドルフィンズアリーナ
恒例の協会あいさつで八角理事長(元横綱北勝海)は「多数の休場者が出た厳しい本場所。みなさまに支えられ、千秋楽を迎えることができました。感謝申し上げます」と述べた。その後、弟子の北勝富士の感染が判明し、理事長は表彰式を欠席。最後まで慌ただしかった。
コロナ下では初めて観客数の上限を設けずに開催された今場所。大関御嶽海が7日目の16日から休場したのを皮切りにコロナ関連の休場者が続出した。13日目の22日には幕内取組で不戦が5番続き、謝罪のアナウンスが流れる場面も。取組が減ったため、開始時間を予定より遅らせて対応した。
場所前に感染が判明した田子ノ浦部屋を含め、休場は全43部屋のうち13部屋に上った。結局、幕内力士15人が休んだものの、チケットを扱う相撲茶屋の関係者によると、キャンセルはほとんどなかった。福岡県から来た50代男性は「どうなるかと思ったが、行われてよかった」と笑顔で話した。
定員いっぱいの7696人が入った千秋楽。相撲協会は適当ではないと判断し、「満員御礼」の垂れ幕を出さなかった。異例の事態となった今場所。「開始が遅くなっても、お客さんが来てくれたことが一番ありがたかった。力士たちも頑張ってくれた」とは、名古屋場所担当のある親方。ようやく安堵(あんど)の表情が浮かんだ。 (了)
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〔写真説明〕初優勝を果たし、インタビューに答える逸ノ城=24日、愛知・ドルフィンズアリーナ
情報提供元: 時事通信社