【ウィンブルドン(英国)時事】テニスのウィンブルドン選手権第13日は9日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス決勝で第17シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第3シードのオンス・ジャブール(チュニジア)を3―6、6―2、6―2で下し、カザフスタン勢で初めて四大大会を制した。 優勝賞金は200万ポンド(約3億2700万円)。ジャブールはアフリカの女子選手で初の四大大会制覇はならなかった。 ◇ルバキナの略歴 エレーナ・ルバキナ(カザフスタン) フィギュアスケート、体操をやめて5歳からテニスを始める。18年にロシアから国籍変更。19年にツアー初優勝。カザフスタン代表として出場した21年東京五輪で4位。ツアー通算3勝。184センチ。モスクワ出身。23歳。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕初優勝を喜ぶルバキナ=9日、英ウィンブルドン(ロイター時事) 〔写真説明〕女子シングルスで初優勝したルバキナ=9日、英ウィンブルドン(AFP時事)