日本陸連は1日、世界選手権(15日開幕、米オレゴン州)の代表選手を新たに発表し、男子100メートルで6月下旬に10秒02を出して参加標準記録を突破した坂井隆一郎(大阪ガス)ら37人が名を連ねた。発表済みの選手も含めて計64人のうち、45人が初代表というフレッシュな布陣となった。 女子やり投げはダイヤモンドリーグ(DL)のパリ大会を制した北口榛花(JAL)ら3人が代表入り。男子1万メートルの参加標準記録をクリアしていた田沢廉(駒大)も選ばれた。 男子の200メートルでは小池祐貴、上山紘輝(ともに住友電工)を選出。400メートルリレーで柳田大輝(東洋大)、鈴木涼太(スズキ)が加わった。棒高跳びの山本聖途(トヨタ自動車)は5大会連続の代表入り。やり投げで2012年ロンドン五輪代表のディーン元気(ミズノ)は初の世界選手権出場となる。 女子は100メートル障害で青木益未(七十七銀行)と福部真子(日本建設工業)が選ばれた。青木は400メートルリレーでもメンバー入り。ともに参加標準記録を切っていた5000メートルの萩谷楓(エディオン)、1万メートルの小林成美(名城大)も入った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕坂井隆一郎選手 〔写真説明〕北口榛花選手