J1鹿島は1日、日本代表FW上田綺世(23)がベルギー1部のセルクル・ブルージュに完全移籍することでクラブ間の基本合意に達したと発表した。今後、メディカルチェックなどを経て正式に契約が結ばれる予定。 オンラインで会見した上田は「世界的にも若くないし、挑戦するタイミングを逃してはいけないのが一番大きい。悩んだが、今しかないなという決断」と語った。 プロ4年目の今季、リーグ戦18試合の出場でトップの10得点。11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会で代表メンバーに入ることを考えると、移籍することで出場機会が減るリスクもあるが、「移籍してW杯に出られないなら、(鹿島に)残っても出られないと思う。W杯に対してマイナスな部分はないと思う」と考えを述べた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕サッカーのベルギー1部、セルクル・ブルージュに完全移籍することで基本合意し、オンラインで記者会見したJ1鹿島のFW上田綺世=1日(C)KASHIMA ANTLERS