荻原健司長野市長は17日の定例記者会見で、ノルディックスキー複合が2026年冬季五輪の実施競技から外れる可能性を欧米メディアが報じたことに関連し、男子を除外するのではなく、女子を新たに採用するよう訴えた。「世界各国のスキー関係者が女性アスリートの育成に取り組んでいる。私としては女子のノルディック複合を正式種目にしていただきたい」と話した。荻原氏は五輪2大会連続で団体複合の金メダルを獲得した。  ドイツの公共放送ARDが「女子の採用が認められなければ、男子の終わりを意味する可能性がある。複合は岐路に立っている」と伝えた。荻原氏は「そういう話が出てくること自体が残念だ」と述べた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 荻原市長、女子採用を訴え=ノルディック複合除外危機で―スキー