福岡の山岸は劣勢でも落ち着いていた。鹿島に2点を先取されたが、前半ロスタイムにゴール前で受けた横からのパスを冷静に流し込んだ。「キーパーの動きをしっかり見られた」。ホームで1―0で勝った第1戦の得点に続く貴重なアウェーゴール。8強入りをぐっと手繰り寄せた。 この日は一部座席で声出し応援が可能となった。後半は終始押し込まれる展開だったが、チーム全員で体を張って耐えた。「久々の声出しでいろいろな感情が湧いてきた。自然と笑顔になった」と山岸。サポーターの後押しを力に変え、目標に掲げるベスト4入りへの挑戦権を得た。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、ゴールを決める福岡の山岸(左)=11日、カシマ 〔写真説明〕前半、ゴールを決めて祝福される福岡の山岸(右から2人目)=11日、カシマ