元大関の幕下朝乃山は11日、東京都墨田区の高砂部屋で行われた朝稽古で表情に緊張感を漂わせながら、十両朝乃若らと24番取った。日本相撲協会が定めた新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反したことによる6場所の出場停止処分が終わり、名古屋場所(7月10日初日)で約1年ぶりに土俵に戻ってくる。  番付は三段目まで落ちる見込みで、大関復帰までの道のりは長い。掃除などの雑用も黙々とこなす姿を見守ってきた師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)は、「ここから再出発。本人も頑張っているし、期待している」と述べた。 (了)【時事通信社】
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記事名:「 朝乃山、復帰に向け24番=大相撲