日本サッカー協会は1日、日本代表公式パートナーのキリングループと、新たに協会の公式パートナーとして契約を結ぶことで合意したと発表した。契約期間は来年1月から2030年12月末まで。日本代表の他、支援対象を各種大会や選手、指導者育成など事業全般に広げる。 金額は非公表だが、前回の契約は8年間で200億円とされる。日本協会の田嶋幸三会長は「長年にわたる唯一無二のパートナー。今後も同じご支援をいただけるということで感謝している」と述べた。 キリンは1978年に国際親善大会の開催に協賛してから長期間にわたって支援を続けてきた。キリンホールディングスの磯崎功典社長は「半世紀を超えて日本サッカーの応援に携わることになる。さらなる発展に貢献したい」と語った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕2030年までの公式パートナー契約締結で合意し、記者会見した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(左)とキリンホールディングスの磯崎功典社長=1日午後、東京都内