IOC、札幌視察を開始=3日間で会場確認―30年冬季五輪招致
時事通信社 2022年05月31日 11:04:59
札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックをめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)の実務・技術担当者は31日、北海道内の会場視察を開始した。6月2日まで3日間の日程で、市は会場計画などの助言を受ける。 市が招致を26年大会から30年大会に変更した後、IOCの視察は初めて。市や日本オリンピック委員会(JOC)の担当者らが同行し、大会概要案に盛り込んだ札幌市の大倉山ジャンプ競技場や開閉会式会場となる札幌ドーム、帯広市の帯広の森屋内スピードスケート場など計16カ所を訪れる。長野市のボブスレーとリュージュ会場は今回は含まれない。 30年大会の開催には、ソルトレークシティー(米国)やバンクーバー(カナダ)なども関心を示している。IOCは年内に候補地を絞り込む方針で、来年5~6月の総会(インド・ムンバイ)で開催地を決める予定。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 IOC、札幌視察を開始=3日間で会場確認―30年冬季五輪招致 」