飛び込み男子の玉井陸斗(JSS宝塚)が22日、地元の兵庫県宝塚市で取材に応じ、6月にブダペストで開幕する水泳の世界選手権に向け「東京五輪は(高飛び込みで)7位入賞で終わったので、さらに順位を上げてメダルを獲得できれば」と抱負を述べた。 この日公開した練習では、東京五輪以降に本格的に始めたという下半身の筋力強化に励んだ。その成果がより力強い踏み切りに表れている手応えがあり、「前よりも難度の高い技をできるようになってきた」。飛び板を使い、入水姿勢の確認も行った。 今春高校生になった15歳にとって、世界選手権は初めての舞台。「一番の目標はパリ五輪のメダル。今回の世界選手権でスタートダッシュができれば」と決意を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕水泳世界選手権に向け、練習に励む飛び込み男子の玉井陸斗=22日、兵庫県宝塚市 〔写真説明〕下半身を強化するため、バーベルを担ぐ飛び込み男子の玉井陸斗(左)=22日、兵庫県宝塚市