レスリング女子で五輪4連覇を果たし、日本協会のコーチを務める伊調馨(37)=ALSOK=が16日、オンラインで取材に応じ、「自分も成長しながら、選手と一緒に世界を目指していければ」と述べ、現役続行に改めて意欲を示した。  選手の精神的なケアや技術指導に当たる「アントラージュコーチ」を協会が新設。昨年12月に就任した伊調は、この日が初めての指導だった。「できることを一生懸命やるだけ。日本が世界で勝ち続けるために尽力できたら」と抱負を語った。  現在も練習拠点の日体大で学生を指導しながら鍛錬を積んでいる。2019年7月を最後に公式戦から遠ざかっているが、「今もレスリングを研究中。トップ選手と一緒に自分も高めていけたら」と向上心を口にした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン会見する日本レスリング協会アントラージュコーチの伊調馨=16日
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 伊調馨、現役に意欲=指導しながら「一緒に世界を」―レスリング女子