セ・パ両リーグは、3、4月の月間最優秀選手(MVP)を13日に発表し、パ投手はロッテの佐々木朗希が選出された。佐々木朗は「初めてなのですごくうれしい。チームメートに感謝」と素直に喜んだ。 4月は10日のオリックス戦で、28年ぶり16人目の完全試合を史上最年少の20歳5カ月で達成。17日の日本ハム戦でも一人の走者も出さずに八回を終えて交代するなど快投を続けた。「完全試合は今後なかなかないと思うが、たくさん試合で投げられて、いい1カ月だった」と振り返った。 今季は3年目で初めて開幕ローテーションに入り、4月までの5試合で3勝を挙げ、60奪三振をマーク。「分からないことばかりだったけど、一生懸命やった中で勝つことができてよかった」と言葉に実感を込め、「昨年よりも成長したところを見せることができた。こういう結果を1年間通してやりたい」と気持ちを新たに誓った。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕3・4月の月間MVPを受賞し、ポーズを取るロッテの佐々木朗希投手=ゾゾマリン(代表撮影) 〔写真説明〕3・4月の月間MVPを受賞し、記者会見で笑顔を見せるロッテの佐々木朗希投手=ゾゾマリン(代表撮影)