磐田の遠藤は、1日に亡くなったオシムさんの薫陶を受けた数少ない現役選手の一人。「僕は代表(チーム)でしか一緒に仕事はしていないが、楽しい時間を過ごせた。いい思い出はいっぱいある」としみじみと振り返った。 2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会では、GK以外の選手ではただ一人出場できなかったが、オシム体制では主力として活躍。中村俊輔(横浜C)や鈴木啓太らとともに「人もボールも動くサッカー」を支えた。 42歳になってなおJ1でプレー。「日本サッカーに非常に貢献された。オシムさんのおかげで人生が変わった選手もたくさんいると思う。感謝している選手も多い」としのんだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、ボールをキープする磐田の遠藤=3日、カシマ