柔道日本男子の強化合宿が3日、奈良県内で報道陣に公開された。天理大学周辺で階段を駆け上がるトレーニングなどを行い、10本を走った東京五輪男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(了徳寺大職)は「いかに自分の体がなまっているかを痛感した」と話した。4月の全日本選抜体重別選手権は右足首のけがのため欠場。先週から乱取り稽古を再開した。   代表に決まったアジア大会(9月、中国・杭州)へ向け、担ぎ技などに取り組んで攻撃の幅を広げていくという。「しっかり優勝して、2年後に控えるパリ五輪へのいいスタートにできるような大会にしたい」と意気込みを示した。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウルフ「体なまっている」=柔道男子が合宿公開