年齢制限引き上げなど提案=段階的に17歳まで―スケート
時事通信社 2022年04月30日 16:51:04
国際スケート連盟(ISU)は29日、タイで6月に開く総会の議題を発表し、フィギュアなどでシニアの国際大会に参加できる年齢制限を段階的に17歳に引き上げる案などが含まれた。現在は7月1日までに15歳になった選手は出場できる。スピード、ショートトラックなどでも同じ年齢制限の案を審議する。 理事会の提案では、2023~24年シーズンに16歳、24~25年に17歳まで引き上げる。選手の体と心の健康を守るためとした。アスリート委員会の調査によると、回答者の86.2%が年齢制限の引き上げに賛成した。 北京五輪のフィギュアでは、ロシア・オリンピック委員会から出た当時15歳のカミラ・ワリエワがドーピング検査で陽性反応を示しながら、世界反ドーピング機関(WADA)の規定で「保護対象者」であったことなどから出場を認められた。 この他、フィギュアで表現力や芸術性を示す演技構成点を現状の5項目から再編して「構成」「プレゼンテーション」「スケーティング技術」の3項目にし、得点配分の係数を増やす案も示された。 (時事)【時事通信社】
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