【ロサンゼルス時事】米大リーグ機構は29日、ドメスティックバイオレンス(DV)、性的暴行の疑いで調査していたドジャースのトレバー・バウアー投手(31)に対し、2シーズン(324試合)の出場停止処分を科したと発表した。スポーツ専門局ESPNは、スポーツ界のDV規定で最も重い処分と伝えた。  バウアーは昨年、カリフォルニア州サンディエゴ在住の女性から性的暴行で訴えられ、同年7月2日に休職処分を受けてから出場していない。  2020年にレッズでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝き、昨年2月にドジャースと3年総額1億200万ドル(約132億円)の大型契約を結んだ。契約期間は23年までで、ESPNはバウアーが処分によって6000万ドル(約78億円)を受け取れなくなると伝えた。  バウアーは自身のツイッターで決定を不服とし、異議を申し立てる考えを示した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 バウアー、2シーズン出場停止=DV疑惑で調査―米大リーグ