エンゼルスの大谷が今季初めて4番に入り、久々の一発を放った。1点を先制した後の一回2死から高めの93マイル(約150キロ)の速球を振り抜くと、打球は中堅左の客席に飛び込んだ。4月16日のレンジャーズ戦以来となる4号ソロで追加点をもたらした。 20連戦のさなかということもあり、前日28日は疲労の蓄積を考慮されて今季初めて欠場した。「調子がそこまで良くない中で、いいところでずっと信じて出し続けてもらっているのは、感謝するべきこと」と話す大谷。休養日明けに、打線の中心でしっかりと期待に応えた。(シカゴ時事)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ホワイトソックス戦の1回、ソロ本塁打を放つエンゼルスの大谷=29日、シカゴ