Ｊ２仙台、増資で債務超過解消へ

　Ｊ２仙台は２６日、仙台市内で株主総会を開き、債務超過解消へ第三者割当増資を実施することを承認した。２０２１年度の決算は１億４０００万円の赤字を計上し、債務超過額は２億６４００万円となった。株式割り当ての詳細は伏せられたが、佐々木知広社長は「債務超過額を上回る額の内諾を得ている状態」と説明。宮城県と仙台市を上回る株主はいない。　 　今季Ｊ２に降格した仙台の赤字は４期連続となったが、２１年度末まで適用されるＪリーグの特例措置により、クラブライセンスは剥奪されない。今年はスポンサー収入が増加する見通しで、単年度予算は黒字を見込む。（了）【時事通信社】