【ロンドン時事】テニスのウィンブルドン選手権の主催者がロシアとベラルーシの選手を今年の大会から除外すると発表したことを受け、男子プロテニス協会(ATP)は20日、「一方的な決定は不公平。有害な前例を作る可能性がある」と批判する声明を出した。  ATPは「国籍に基づく差別は、選手のエントリーは世界ランキングのみに基づくとするウィンブルドンとわれわれの合意への違反」と指摘。女子テニス協会(WTA)も「非常に失望している。選手は出身地やその国の政府の決定によって罰を受けたり、競技を妨げられたりしてはならない」と異議を唱えた。  ロイター通信によると、国際テニス連盟(ITF)は「決定にはいくつか疑問があり、それぞれの組織と議論している」と回答。ロシア・テニス連盟のタルピシェフ会長は地元メディアに「この決定は間違っていると思うが、変えることはできない。ロシア連盟は既にできることは全てやった」と語った。  全米オープンを主催する全米テニス協会は、今年の大会(8月29日開幕)へのロシアとベラルーシの選手の参加については未定とした。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 テニス各団体、ロシア排除を批判=「不公平」「非常に失望」―ウィンブルドン 」