中日の柳が6年目で初の2試合連続完投を果たした。九回に犠飛で失点し、連続完封は逃したものの、無四球で単打のみの7安打。135球の力投でチームを4連勝に導き、「完封がベストだが、自分で負けるわけにはいかないと思っていたのでよかった」と喜んだ。 三回までに4点の援護を受け、「伸び伸び投げられた」。五回は大山から144キロの直球で空振り三振を奪うと、続く糸井は100キロほどのカーブ2球で追い込み、最後はチェンジアップで一ゴロに仕留めた。六、八回は三塁に走者を背負ったが内野ゴロでしのぎ、「しっかりゾーンで勝負できた」と納得した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ヒーローインタビューで笑顔の中日・柳(左)と木下=14日、バンテリンドーム 〔写真説明〕好投する中日先発の柳=14日、バンテリンドーム