スピードスケート女子の小平を長く支えてきた関係者も、ここまでの歩みをたたえた。会見に同席した結城匡啓コーチは実際の引退まで半年あることから「まだねぎらうのはちょっと早い」とした上で「常日ごろからよくやっている。この後がすごく楽しみ」と第二の人生に期待を寄せた。 小平の所属先に当たる相沢病院を運営する慈泉会の相沢孝夫理事長は「小平さんを仲間だと思い、付き合ってきた。選手である時と同じように仲間として支援し、歩んでいくことはごく自然のこと」とし、今後もサポートしていく意向を示した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見するスピードスケート女子の小平奈緒(右)。左は結城匡啓コーチ=12日午後、長野市