日本オリンピック委員会(JOC)は11日、元バレーボール選手の伊藤望さん(27)がトップアスリートのセカンドキャリア支援制度「アスナビNEXT」を活用して、聖徳短大保育科に進学したと発表した。就職や資格取得などの選択肢がある2016年開始の同制度で、進学が決まったのは初のケース。  伊藤さんはVリーグ女子の東レでプレーし、昨年引退。14年の仁川アジア大会代表、17年のU23(23歳未満)アジア選手権優勝などの経験がある。JOCを通じ、進学の動機について「スポーツを通じて子供たちと接していく中で、何か役に立てるようになりたいと考えるようになった」とのコメントを発表した。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 伊藤さん、バレー引退後に進学=JOCの支援制度で初事例