名古屋がストレート勝ちでレギュラーラウンド首位の貫禄を見せた。第2セットは最大5点差をつけられたが、終盤に追い上げて競り勝った。準決勝を勝ち上がったサントリーの勢いをそぎ、サービスエースを3本決めた伝田は「3―0で勝つことができたのは、来週(の第2戦)に向けていい形」と話した。 セッターの永露はアタッカー陣を「どこに上げても決めてくれる」と信頼している。チーム最多の20得点を挙げた主将のクレクは「勝ててうれしいが、第一歩にすぎない」。2015~16年シーズン以来となる優勝に向け、気を引き締めた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ジュースの末、第2セットを奪い、喜ぶ名古屋の永露(中央)ら=10日、静岡・草薙総合運動場体育館 〔写真説明〕サントリーとの決勝第1戦、スパイクを放つ名古屋の山崎(左)=10日、静岡・草薙総合運動場体育館