ゴロフキンに敗れた村田諒太との一問一答は次の通り。 ―試合を終えて。 こういった舞台でゴロフキン選手と戦えたことに感謝している。 ―対戦しての印象。 強さよりも、うまさが光った。自分のブロッキングの隙間とか、そういったところに(パンチを)入れてくる技術、ボクシングの完成度の高さ、幅の違いを感じた。 ―2、3ラウンドは見せ場もあったが。 ゴロフキン選手は、強く当たる距離で(パンチを)もらってくれない。対応力、技術的なところがやっぱり一枚も二枚も上だった。僕にはない経験を持っていた。 ―タオルが入った。 投入されたのを知らなかった。僕自身もきついと思っていた時なので、そのタイミングでのタオルは当然だったと思う。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕世界ミドル級王座統一戦を終え、ゴロフキン(奥)と健闘をたたえ合う村田諒太=9日、さいたまスーパーアリーナ