女子1万メートルの鈴木は後半にトップから大きく離されて3位。自己ベストより2分近く遅いタイムに関し、「走ってみて現状がはっきり分かった」と冷静に受け止めた。 東京五輪のマラソンに出場して19位。昨年11月下旬の全日本実業団対抗女子駅伝に出場した後は、心身の疲労回復のため休養していた。今年2月に練習を再開したといい、「まずは一本走るのが目標だった」。今後に向けて「大事なのは現段階の力を知って、次に進めていくこと」と話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子1万メートルで力走する鈴木亜由子=9日、熊本・えがお健康スタジアム