三浦が本職ではない男子1500メートルで結果を出した。ラストスパートで遠藤日向(住友電工)を抜き、3分36秒59。日本歴代2位の好記録に「タイムを見て驚いたが、(国内トップ選手が)これくらいのレベルで戦われているんだと肌で感じることができた。すごくいい出来のレースだった」と笑顔を見せた。 専門の3000メートル障害では東京五輪で日本選手初の入賞。7月に世界選手権がある今季は五輪の予選で出した日本記録(8分9秒92)の更新、さらに「7分台突入」を目標に掲げている。 今年初戦の1500メートルで好感触を得て、「今回のトップスピードや瞬間的なものをうまく生かしていきたい」。3000メートル障害で出場する5月8日のセイコー・ゴールデングランプリ東京につなげる構えだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子1500メートルで力走する三浦龍司=9日、熊本・えがお健康スタジアム